今年度の後学期から、現在利用に制限をかけております大教室については、収容定員の制限をなくし、本来の収容定員に戻すこととしております。これにより対面授業の機会を増やしながら、皆さんの学生生活をコロナ禍以前にできる限り近づけていこうとしています。
一方で、本学では遠隔授業は対面授業を補完するだけのものとは捉えておらず、遠隔授業が完全になくなるものではありません。これは、授業の形態?受講者数や学ぶ内容などにもよりますが、むしろ遠隔授業の方が高い学修効果をもたらす場合もあるためです。
以前行った学生アンケートでも「質問がしやすくなった」「自分のスケジュールに合わせて受講できる」「何度も繰り返して視聴することができる」など肯定的な意見も寄せられています。
遠隔授業の良さは学生の皆さんから寄せられた意見にもありますとおり、「いつでも?どこでも」受講できるところにあります。「遠隔授業だから家で受講しなくてはならない」という声も聞きますが、「どこでも」受講できるのです。
本学ではそのような受講環境をサポートするため、一昨年度に学内のWi-Fiの受信環境を整備し、屋内であればどこにいてもインターネットにアクセスできる環境を整備しました。
また、今年度は、皆さんが授業に使うデバイスのバッテリー状況をできるだけ気にしなくて済むように、学生ロビーや図書館、講義室の一部に電源コンセント設備の増設を検討しています。
大学に出てきて学内で視聴し、友人と意見を交換しながら学ぶということも新しい学びの形態になるでしょう。是非学生ロビーや空き教室などを利用して受講してみて下さい。
大学は学びの場であると同時に、人間関係を形成する場ともなっています。
貴重な学生時代を学修だけでなく、友人関係を形成する期間であるという意識をもって過ごしてください。